
2021.09.06
【備えのツボ】北海道胆振東部地震から3年 液状化に備えよ【岡山・香川】
44人が犠牲となった北海道胆振東部地震から、9月6日で3年、この地震で多くの住宅に被害をもたらしたのが、液状化です。
「備えのツボ」は、岡山・香川でも身近に潜むそのリスクをおさえます。
(防災士 新田俊介記者)
「都市機能が集積する岡山市の中心部です。この辺りの液状化の危険度を見ると…危険度が高いことを示す“赤”で塗られています。リスクは私たちの身近にあるんです」
「避難の妨げも液状化の脅威」
(気象台の職員)
「家があって、車があってというので、地震が来たら。再現しますね」
これは液状化の実験です。
(揺れて沈む様子)
(気象台の職員)
「水が出てきて重たいものは沈んで、軽いものは浮いてくる。これを液状化といいます」
この被害が目立ったのが、3年前に発生した北海道胆振東部地震。震源から60キロ離れた札幌市で地面が陥没し、多くの住宅が傾きました。
津波の被害が予想される南海トラフ地震では、液状化によって道路がでこぼこになるなどして、避難の妨げになると指摘されています。
「まずはリスクを知る」
リスクを知るための便利なツールの1つが、国土交通省の“重ねるハザードマップ”。
岡山県では、干拓地など、人工の地盤や海に近い場所はもちろん、海から離れた内陸部でも危険度が高いとされている場所があります。
押さえてほしい備えのツボはこちら。南海トラフ地震の発生確率は、今後30年以内に70%から80%。液状化のリスクを踏まえた複数の避難ルートを持っておきましょう。
「備えのツボ」は、岡山・香川でも身近に潜むそのリスクをおさえます。
(防災士 新田俊介記者)
「都市機能が集積する岡山市の中心部です。この辺りの液状化の危険度を見ると…危険度が高いことを示す“赤”で塗られています。リスクは私たちの身近にあるんです」


「家があって、車があってというので、地震が来たら。再現しますね」
これは液状化の実験です。
(揺れて沈む様子)
(気象台の職員)
「水が出てきて重たいものは沈んで、軽いものは浮いてくる。これを液状化といいます」






