
2021.09.01
【備えのツボ】深掘り!ハザードマップ 「地図に塗られた色」に注目→対処のヒントに!【岡山・香川】
備えの基本を押さえて防災力アップを目指す「備えのツボ」のコーナー、ハザードマップ攻略法です。あることに注目するとぐんと見やすくなります。
(防災士 小林宏典記者)
「私の後ろを流れる春日川、そしてこちらがそのハザードマップです。この中には避難に役立つ様々な情報が詰め込まれていますがきちんと読み取ることができますか」
「深掘り!ハザードマップ」
高松市は、市の東部を流れる新川と春日川について最大規模の雨が降った場合を想定した洪水ハザードマップを公表しています。
「あります!見方のツボ」
注目してほしいのは地図に塗られた色です。
色が着いた範囲は浸水想定区域を表し色が濃いほど浸水が深いことを意味しています。
このエリアでは、川沿いに浸水想定区域が広がり、特に赤の区域は3mから5m未満となっています。
そして所々にある数字は、災害の時に避難する指定避難所です。
例えばこの79番の避難所は、赤い5m未満の浸水想定区域にあり洪水の避難先としては適さないことが読み取れます。
一方、山間部も色がポイントです。
黄色が土砂災害警戒区域、赤はさらにリスクが高い特別警戒区域です。
そこで押さえてほしい備えのツボはこちら。「ハザードマップを見るときは色に注目」。その意味が分かれば対処のヒントになるはずです。
(防災士 小林宏典記者)
「私の後ろを流れる春日川、そしてこちらがそのハザードマップです。この中には避難に役立つ様々な情報が詰め込まれていますがきちんと読み取ることができますか」
「深掘り!ハザードマップ」






例えばこの79番の避難所は、赤い5m未満の浸水想定区域にあり洪水の避難先としては適さないことが読み取れます。



