２０２２年４月に三豊市に開校する香川県初の夜間中学について、最長９年まで在籍可能とするなど具体的な運営方針がまとまりました。

三豊市では、義務教育を十分に受けられなかった人などの学び直しの場として、２０２２年４月に夜間中学を設置することを決めています。

県外の夜間中学の運営経験者らで作る検討委員会では、市の中心部にありユニバーサルデザインを採用している高瀬中学校の教室を利用し、１学年２０人程度で最大９年まで在籍可能とする方針を決めました。

生徒は、経済的理由で中学校に通えなかった人や外国人のほか、不登校の現役中学生も対象に含まれ、校内にスクールカウンセラーなどを配置し幅広い世代のニーズに対応できるようにします。

（三豊市　山下昭史市長）
「教育には境目がない。学びたい人が学べる、そういう環境を作っていきたい。」

市教委は２０２１年１０月から年末にかけて生徒の募集を行う予定です。