高速大容量のインターネットを教育現場にも活用しようと、情報教育に対応する教員を育成する研修セミナーが岡山市で開かれました。

このセミナーは、１人１台のパソコンと高速大容量のインターネット環境を学校教育に活用する国のＧＩＧＡスクール構想の推進などを目的に開かれたものです。
初日の１６日は、岡山大学大学院教育学研究科の寺澤孝文教授が「高精度教育ビッグデータが変える教育の未来」をテーマに特別講演しました。寺澤教授は、持続する潜在記憶をベースにした学習で継続的に効果を計測し、やればできる成果を明確に示すことが意欲につながることを話しました。
セミナーでは、県内各地の学校管理者や教育委員会の職員などがオンラインでも参加し、情報教育に対応する教員の養成に思いを巡らせているようでした。
１７日は、岡山市の朝日塾中等教育学校など県内外の１２校からＩＣＴ支援員の実践例など研究発表が行われました。