新型コロナの影響を受ける観光産業を支援しようと、香川県は、県民を対象に、日帰り旅行などにも使える新しい割引事業を始めることにしました。

事業では、５０００円を上限に、日帰りを含めた旅行や、宿泊代の半分を補助するほか、土産物店などで使える最大２０００円分のクーポン券を配ります。

期間は７月２７日から年末までで、約１４億円の予算を組んでいます。

県は、宿泊だけを割り引く現在の事業から置きかえる予定で、新たに日帰り旅行などのニーズを取り込みたい考えです。

（香川県交流推進部　横関則夫次長）
「県内の観光関連産業は打撃を受けていて、感染拡大防止と社会経済活動の回復、この両立を図っていかなければならないので、理解協力を得ながら取り組みたい」

割引の対象となる県内の宿泊施設は２００以上を見込んでいます。