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陸上・国体岡山代表選考会 注目2選手出場 投てき界の二刀流&再スタートの実業団選手【岡山・岡山市】

2021.07.12

陸上・国体岡山代表選考会 注目2選手出場 投てき界の二刀流&再スタートの実業団選手【岡山・岡山市】

陸上競技、2021年9月に開催される国体の岡山県代表を決める選考会が岡山市で開かれました。

(渡邊大祐アナウンサー)
「トラックとフィールドの各種目から総勢29人の選手が岡山県代表に選ばれます。」

この日存在感を見せたのが、少年女子Aハンマー投に出場の玉野光南高校3年有汲颯妃でした。

有汲は7月開催のインターハイにハンマー投と砲丸投の2種目で出場する全国的にも珍しい投てき界の「二刀流」。

2つの種目に取り組むことで相乗効果が生まれているという有汲は、この日の3投目で出場選手の中でただ1人50mを超える52m63を投げて優勝。

インターハイと国体に向け弾みをつける結果となりました。

(玉野光南高3年 有汲颯妃選手)
「インターハイをイメージして臨んだ試合なので1~3投で50m以上投げられたのは良かった。」

一方、成年女子5000mには天満屋女子陸上競技部の三宅紗蘭が出場しました。

左足のアキレス腱のケガなどで約7か月ぶりのレースとなった三宅。「久しぶりのレースは不安しかなかった」と話すものの16分48秒96でフィニッシュし完全復活に向けた再スタートを切りました。

(天満屋陸上競技部 三宅紗蘭選手)
「タイムは自己ベストからほど遠いが、ちょっとは先が見えだした。」

今回の選考会で岡山県代表に選ばれたメンバーは、9月から三重県で開催される国体に出場します。