感染対策をした飲食店にお墨付きを与える香川県独自の認証制度が始まって１週間。申請した店舗で適切に対策ができているか確認する調査が６月２１日から始まりました。

高松市中心部の飲食店です。アクリル板の設置や適切な換気など認証取得のために必要な３４の項目をクリアしたとして６月１６日に申請しました。

これを受け、県から委託された業者がそれぞれの項目について確認しました。

（前川裕喜記者）
「項目の中には飲食時以外のマスク着用を呼びかけているものもある。我々、客も制度を理解しルールを守る必要がある。」

県がお墨付きを与えることで、安心して店を利用してもらう狙いのこの制度。

感染防止と経済の両立を目指す中、受け付け開始から１週間で申請はすでに１１２件に上っています。

（飲食店を経営する北島準章社長）
「（客の少ない）時短営業が明けたがそこまで大きな変化はない。制度を活用して少しでも客が戻ってほしい。」

（香川県政策課　織田浩幹主幹）
「早々に申請があったので飲食店には意識を持って取り組んでもらえている。利用する人も飲食時以外のマスク着用を徹底して。」

県は申請した店を順次調査し、不備があれば改善を指導した上で、申請から２週間程度で認証したいとしています。