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「1箱258万円」最高額の更新なるか?「小原紅早生みかん」初せり【香川・高松市】

2021.06.18

「1箱258万円」最高額の更新なるか?「小原紅早生みかん」初せり【香川・高松市】

香川県オリジナル品種のブランドミカン、「小原紅早生」の初せりが、18日、高松市の市場で行われました。

高松市中央卸売市場には、市内でハウス栽培された「小原紅早生みかん」566キロがせりにかけられました。

このみかんは、約50年前、坂出市の畑に突然変異で生まれた珍しい品種で、濃厚な甘さと赤みを帯びた皮が特徴です。

(河野有紀記者)
「2020年は過去最高の1箱258万円で競り落とされた小原紅早生。2021年は一体いくらがつけられるのでしょうか?」

午前7時にせりが始まると、業者の人たちが次々と落札していきます。

気になる今年の最高値は…1箱2.5キロで「10万円」。最高額の更新はなりませんでしたが、落札したのは2020年と同じ仲卸業者でした。

(五色青果 山下賢也常務)
「正直、価格が全てではないと思っている。皆さんに味を知ってもらうことが一番大事なこと。毎年リピートしてもらえる商品にしていきたいという意味で10万円の価格をつけさせてもらった」

ハウス栽培の「小原紅早生みかん」の出荷は、お盆頃まで続きます。