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重症化リスクの高い患者を夜間一時的に受け入れ 待機施設運用スタート【岡山・岡山市】

2021.05.27

重症化リスクの高い患者を夜間一時的に受け入れ 待機施設運用スタート【岡山・岡山市】

岡山県は、重症化リスクの高い新型コロナ患者を夜間に一時的に受け入れる待機施設を、27日、岡山市内に開設したと発表しました。

部屋に設置された5つのベッド。傍らには、酸素を投与するための装置があります。

岡山県が、岡山市北区の県精神科医療センターの敷地内で、27日から運用を始めた一時療養待機所です。

緊急的な入院は必要ないものの、重症化リスクが高い患者を受け入れることで、夜間の医療現場の負担を軽減するため設置されました。

医師や看護師、県職員ら、5人程度が毎日午後5時から午前10時まで、酸素の吸入などに対応します。

施設は5月19日から試験的に運用していて、県によりますと、27日までに10人程度が入所したということです。

また、県は、27日、6月中旬に開設する県営のワクチン集団接種会場の運営費など、約13億1000万円の補正予算を専決処分しました。