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岡山県で公道の聖火リレー中止へ 「申し訳ないがやむを得ない」…知事 感染拡大を受け苦渋の決断【岡山】

2021.05.10

岡山県で公道の聖火リレー中止へ 「申し訳ないがやむを得ない」…知事 感染拡大を受け苦渋の決断【岡山】

感染の急拡大を受け、苦渋の決断です。岡山県内で予定されている東京オリンピックの聖火リレーについて、伊原木知事はすべての公道でのリレーを中止する方針を明らかにしました。

(岡山県 伊原木隆太知事)
「岡山県はすべての公道でのリレーを中止するという結論に至った。」

岡山県の聖火リレーは5月19日と20日に県内12の市と町で行われる予定でした。しかし感染の急拡大を受け、県の実行委員会はすべての公道でのリレーを中止する方針を固めました。

関係する市と町に連絡し、10日午後までにほぼすべての市長と町長から了承が得られたということです。

岡山県の聖火リレーを巡っては、岡山市と倉敷市が先週、「公道での実施は難しい」と県に伝えていました。

県はランナーに何らかの形で聖火に触れてもらう代替案を検討する方針です。

(岡山県 伊原木隆太知事)
「ランナーには申し訳ないがやむを得ない。」

また、伊原木知事は10日に開かれた全国知事会議で、県単位で感染を抑え込むのは難しい段階に来ていると指摘し、全国に緊急事態宣言を発令すべきだとの考えを示しました。