５月８日、広島県で開幕した中国実業団陸上選手権。岡山市の天満屋女子陸上競技部の新入部員が初陣に挑みました。

中国地方の実業団チームの選手が出場するこの大会。８日は女子５０００メートルが行われ、天満屋からはこの春入部した新人の渡邉桃子が先輩の谷本観月とともに出場しました。

このレースが入部後初の公式戦となった渡邉。ワクワクして挑んだというレースですが、序盤から周りのペースについていけず徐々に先頭との差が開いていきます。

それでも５位で迎えた３０００メートル過ぎ、粘りの走りで前の選手をとらえます。

最後は後続のスパートに屈し、５位でフィニッシュ。納得いくレースにはなりませんでしたが、あらためて今後の活躍を誓いました。

（渡邉桃子選手）
「今回の大会は現状を知るための通過点として考えていて、夏のホクレン・ディスタンスチャレンジで自己記録の更新を目指してやっていく。」

渡邉選手は15日土曜日の女子１万メートルにも出場します。