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「魔の7歳」を知っていますか?事故を防げ!特に5月が危険 連休明けに増加傾向【岡山】

2021.05.07

「魔の7歳」を知っていますか?事故を防げ!特に5月が危険 連休明けに増加傾向【岡山】

大型連休も終わり、普段の通勤・通学が戻るこの時期に増えるのが、親の手を離れた新1年生の交通事故です。

「魔の7歳」ともいわれる子供たちを守るには?その注意点を聞きました。

ドライブレコーダーの映像です。道路の死角から飛び出て来たのは子供。事故につながる危険な瞬間です。

歩行中に交通事故にあった死傷者を年齢別に見ると、際立って高い山があるのは7歳の部分。

その突出した被害者数から「魔の7歳」とも言われています。

岡山でも同じような傾向が見られ、小学生の死傷者数は7歳、つまり小学1年生が最も多くなっています。

なぜ「魔の7歳」の事故が絶えないのでしょうか。

(岡山県警交通企画課事故分析係 片岡智徳係長)
「保育園の子供は1人で出歩くことはなかなか考えにくい。いつも保護者が付き添う形になる。1人で外出、通学する小学生以上と考えると、やはり1年生が多くなってしまう」

不慣れな登下校中など、保護者の目が届かない時間が急に増えることで、事故の危険性も高まります。

また、そのタイミングにも特徴が…。

(岡山県警交通企画課事故分析係 片岡智徳係長)
「5月に入ってくると、子供も大人も緊張感が解けてきて、油断しやすい時期」

月別に見た7歳の死傷者数です。5月が最も多くなっていて、特に連休明けに増える傾向があるということです。

(岡山県警交通企画課事故分析係 片岡智徳係長)
「新型コロナが流行っている、しかも、5月が来ている今の時期だからこそ気を付けないといけない。それぞれの家庭で子供に伝えてほしい」

「魔の7歳」を事故から守るために、保護者が、地域の大人が、今一度、気を引き締めることが求められます。