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2021.04.21

寺の住職が信仰のバリアフリーに取り組む…視覚障害者のための点字版の経本が完成【岡山・岡山市】

岡山市の寺の住職が、信仰のバリアフリーに取り組みました。視覚障害者のために新たに点字版の経本を作りました。
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(読経)
仏の教えを説いたお経…。先祖の供養や亡くなった人のために唱えられます。文字が見えない人のために作られた点字版の経本です。
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(鈴木鈴子さん)
「文字にして読んだのは初めて」
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鈴木さんは、3年前に夫を、2020年1月には病気で娘を亡くしました。葬式や法要では、読経に合わせてお経を唱えていましたが…。

(鈴木鈴子さん)
「供養させていただこうと思っても、出来ないこととがたくさんあって、ちょっと悲しかったり辛いこともあった」

そんな鈴木さんの思いに応えたのは、家族の菩提寺で、岡山市北区にある長泉寺の住職です。
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(長泉寺 宮本龍門住職)
「視覚障害者でも安心して仏壇で自らがお経をお唱えして亡き方を供養できるというものを必ず持っておかないといけないだろうと作った」
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長泉寺は、真言宗御室派の寺です。住職は京都にある総本山にかけあい、点字版の経本を作って、必要な人に届けていくことにしました。
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視覚障害者などが通う岡山市の作業所に、経本の点字印刷を依頼しました。一つずつ「ひらがな」を点字に置き換え印刷していきます。間違いがないか丁寧に確認しながら仕上げていきます。
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障害がある人たちが試行錯誤しながら初めて作った点字版の経本が、宮本住職のもとに届けられました。
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(長泉寺 宮本龍門住職)
「障害を持った方の少しでも生活の支えになることもいいですし、皆さんが製作することでより多くの人に心が伝わっていく、色んな人の助けになるのは素晴らしい事」
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点字版の経本を手にした鈴木さん…。
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(鈴木鈴子さん)
「私のようにお経をあげたいけど、無理だなという人が一人でも減って、大丈夫点字があるからそれを読んだら大丈夫だよという気持ちになってほしい」
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点字版の経本は、熱い思いを乗せ、全国へと広がっていくはずです。
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