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シリーズ聖火リレー香川 注目のコース 走行距離29.4キロの讃岐路を総勢180人でつなぐ【香川】

2021.04.14

シリーズ聖火リレー香川 注目のコース 走行距離29.4キロの讃岐路を総勢180人でつなぐ【香川】

東京オリンピックの開幕まで4月14日で100日、その聖火リレーが今週末、香川県内を巡ります。その見所などをシリーズでお伝えします。

初日の14日はコース、香川ならではの名所がちりばめられています。

(点火・福島)

3月25日、福島県からスタートした聖火リレー。約1万人のランナーが121日間かけて47都道府県を巡ります。

12番目となる香川県は、宇多津町からスタート。初日の17日は県の中西部に位置する9つの市と町を巡ります。

2カ所目の丸亀市では、市のシンボルで高さ日本一の石垣を持つ丸亀城が見どころの一つ。ランナーは丸亀城を駆け上り本丸でトーチの受け渡しが行われます。

まんのう町、直島町を経て聖火は、県を代表する観光地、琴平町にも。土産物店や旅館が軒を連ねる金刀比羅宮の参道を上り聖火は、213段目の大門で折り返します。

ところで…ランナーが持つトーチ。間近で見てみたいと思いませんか。

(小林宏典記者)
「はい、でしたら香川県庁1階のエントランスホールへどうぞ。こちらにトーチが展示されています。」

全長71センチ、重さは1.2キロ。素材のアルミニウムには東日本大震災からの復興への思いを込めて、仮設住宅の廃材を再利用しています。

上から見ると…日本人に馴染み深いサクラの花びらのデザイン、絶え間なく聖火を燃やすトーチにも注目です。

さて2日目の18日は坂出市をスタートし、主に県東部に位置する8つの市と町を巡ります。

4カ所目の小豆島町では、オリーブ発祥の地、小豆島オリーブ公園でセレモニーも予定されています。

香川らしい各地を巡った締めくくりは高松市。聖火は市の中心部を走り一路、ゴールの玉藻公園へ。

そしてクライマックスに公園内の堀を和船で渡る演出も予定されています。

2日間の走行距離は29.4キロ。総勢180人で希望の光をつなぎます。