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東日本大震災から10年 大規模災害を想定した対応訓練を岡山市で実施「【岡山・岡山市】

2021.03.05

東日本大震災から10年 大規模災害を想定した対応訓練を岡山市で実施「【岡山・岡山市】

東日本大震災から10年を迎えるのを前に、3月5日、岡山市で南海トラフ大地震などの大規模災害を想定した対応訓練が行われました。

(岡山市西消防署 白石能章署長補佐)
「午前6時30分に和歌山県沖でマグニチュード9.0の大規模地震が発生した西消防署震災等活動計画に基づいた活動、災害モードに切り替える。」

訓練は、南海トラフ大地震などの大規模災害が発生し、岡山市内でも多数の被害が発生したとの想定で行われました。

訓練では、地震発生の一斉メールを受け自宅から駆け付けた消防隊員が、道路が崩れていないか、火災が発生していないかなど出勤途中での被害状況を報告しました。

(電話対応)

当直署員は、住民からの通報に対応する班や集まった情報を整理する班などに分かれて、地図に災害情報を書き込むなどして共有していました。

(岡山市西消防署特別救助隊 宮崎洋平副隊長)
「南海トラフ大地震など早急にくると予想される。1分1秒でも助けを求める市民のみなさんのところに行けるように日々訓練していきたい。」

岡山市西消防署ではこうした訓練を通して消防隊員の災害対応能力の向上を図り、有事に備えたいとしています。