地震などの大規模災害が発生した際も電話やスマートフォンが使える通信環境を確保しようと、香川県は３月４日、大手通信事業者と協定を結びました。

香川県と協定を結んだのは、「ＮＴＴ西日本香川支店」と「ＮＴＴドコモ四国支社」です。浜田知事とそれぞれの会社のトップが県庁で協定書にサインをしました。

大規模災害が発生した際は、広範囲における長時間の通信障害が懸念されることから、協定によって県は復旧を支援するほか、通信事業者は携帯電話を無償で貸し出したり、基地局の機能を持つ車を投入することなどを確認しました。

県が通信事業者とこうした協定を結ぶのは３回目で、南海トラフの巨大地震が懸念される中、業者とも訓練を重ねて万全の態勢で臨みたいとしています。