OHK 8Ch

  • LINE友だち追加
2年ぶりの開催 新型コロナ対策を徹底してお出迎え 出雲街道宿場町の雛まつり【岡山・真庭市】

2021.03.02

2年ぶりの開催 新型コロナ対策を徹底してお出迎え 出雲街道宿場町の雛まつり【岡山・真庭市】

新型コロナの影響で、2020年は中止に追い込まれ、2年ぶりの開催です。

真庭市勝山の恒例イベント勝山のお雛まつりが、3日から始まります。

地元の人たちは、感染防止対策を取りながら、開催にこぎつけました。

開催を前に、こちらの店では、準備が進められていました。

ひな人形の手前には、飛沫を防止するためのシートと、感染防止対策のため立ち入りを制限する張り紙が…

(勝山お雛まつり実行委員会 辻友子さん)
「建物の中に入らず、道を歩きながらでも楽しんでもらえるように感染対策を配慮した状態で開催している」

「勝山のお雛まつり」は、出雲街道の宿場町、勝山の町並み保存地区にある約160軒の家々にひな人形が飾られ、期間中、県の内外から3万人前後が訪れる一大イベントです。

店の中や座敷に展示された人形を見ながら、地元の人との交流が楽しめるのもまつりの魅力です。

地元では、感染の心配から2021年の開催について、賛否の声が上がったということですが、実行委員会は、感染防止対策を徹底し、開催することを決めました。

2021年は、参加する店や町家は例年の半分、80軒ほどに減る見込みです。

多くの町家でひな人形をガラス越しに見てもらうようにしたほか、店の中や座敷で人形を公開している所も入場制限などを行うことにしています。

期間中の混雑を避けようと、一足早く見物に訪れる人の姿も見られました。

(訪れた人は…)
「今年はコロナもあるし、ゆっくり早めに見させてもらおうと。勝山のこの通りは風情があって良い」

(勝山お雛まつり実行委員会 辻友子さん)
「お迎えする私たちも、皆さんも、安心安全におひな様を楽しんでもらいたい」

勝山のお雛まつりは、3日から3月7日まで開かれ、2021年は例年の6分の1、5000人の人出を見込んでいます。