2021.02.25
穴開け不要に!岡山市がスプレー缶回収ルール変更【岡山・岡山市】
岡山市で2021年4月からスプレー缶の回収ルールが変わり、これまで必要だった穴開けが不要になります。背景には多くのけが人を出したスプレー缶処理中の事故がありました。
火のついたコンロのそばでカセットボンベに穴を開けます。するとその15秒後。
(シュー)
一気に炎上しました。注意喚起のため神戸市消防局が行った実験の動画です。
そして、その危険が現実になったのが2018年に札幌市で起きた爆発事故。不動産店の店内で大量のスプレー缶のガス抜き中に湯沸かし器の火に引火し、40人以上がケガをしました。
(新田俊介記者)
「こうした事故を防ごうと、岡山市では4月からスプレー缶の回収方法が変わります。」
現在の回収ルールでは、スプレー缶は家庭で使い切ったあとに穴を開けて資源化物としてごみ出しすることになっていますが、4月からは穴を開ける必要が無くなります。
(岡山市資源循環推進室 大山亘室長)
「4月からは、穴を開けずに各ステーションに届けたこの緑色のコンテナに入れていただきます。」
ルール変更のため、市は東区にある東部クリーンセンターの敷地内にスプレー缶を自動で処理する専用の処理棟を整備し、4月から稼働させます。
(岡山市資源循環推進室 大山亘室長)
「中に入っているガスは可燃性なので火の気があれば発火する可能性がある。市民の安全性の面から変更。」
市はごみ収集のガイドブックを改定し3月24日までに市内全世帯に配布して周知を徹底するとしています。
火のついたコンロのそばでカセットボンベに穴を開けます。するとその15秒後。
(シュー)
一気に炎上しました。注意喚起のため神戸市消防局が行った実験の動画です。
そして、その危険が現実になったのが2018年に札幌市で起きた爆発事故。不動産店の店内で大量のスプレー缶のガス抜き中に湯沸かし器の火に引火し、40人以上がケガをしました。
(新田俊介記者)
「こうした事故を防ごうと、岡山市では4月からスプレー缶の回収方法が変わります。」
現在の回収ルールでは、スプレー缶は家庭で使い切ったあとに穴を開けて資源化物としてごみ出しすることになっていますが、4月からは穴を開ける必要が無くなります。
(岡山市資源循環推進室 大山亘室長)
「4月からは、穴を開けずに各ステーションに届けたこの緑色のコンテナに入れていただきます。」
ルール変更のため、市は東区にある東部クリーンセンターの敷地内にスプレー缶を自動で処理する専用の処理棟を整備し、4月から稼働させます。
(岡山市資源循環推進室 大山亘室長)
「中に入っているガスは可燃性なので火の気があれば発火する可能性がある。市民の安全性の面から変更。」
市はごみ収集のガイドブックを改定し3月24日までに市内全世帯に配布して周知を徹底するとしています。