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ワクチン接種準備状況は?県や市町村が接種体制の一元化について議論【岡山】

2021.02.15

ワクチン接種準備状況は?県や市町村が接種体制の一元化について議論【岡山】

14日、正式に承認された新型コロナウイルスのワクチンです。

4月にも始まる高齢者への接種に向け、岡山県や市町村が、15日、接種体制の一元化などについて議論しました。

岡山県が開いた協議会には、オンラインを含め、県内すべての市町村などから34人が出席し、県が円滑な接種の体制づくりを進めるための3つの取り組みを提案しました。

このうち医療機関での個別接種については、県国民健康保険団体連合会のシステムを活用した共同体制の構築を呼びかけました。

実現すれば、県民が希望に応じて県内どこの医療機関でも接種できるとしています。

また、集団接種については、医療従事者の派遣などを全県で統一した運用とすることで、市町村の枠を超えて広く集めることができるとしています。

しかし、これらについて、すでに準備を進めている市町村もあり、今後、県と市町村でワーキンググループを立ち上げて課題を解決していくことになりました。

(岡山県 根石憲司福祉政策企画監)
「できるだけ共同でやっていこうと提案した。実施主体の市町村にやってもらいながら、県として市町村が困っていることを補完的にやっていきたい」

また、県は、3月にも始まる予定の医療従事者などへの接種について、対象者は約8万1300人に上ると明らかにしました。