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2021年は養鶏産業支援 さぬきまるごと恵方巻登場【香川】

2021.01.08

2021年は養鶏産業支援 さぬきまるごと恵方巻登場【香川】

香川県の食材を使った「さぬきまるごと恵方巻」が2021年も登場します。鳥インフルエンザで厳しい経営状況が続く養鶏産業を支援しようと、こんな食材が目玉となりました。

中心に入っているのは鮮やかな黄色が食欲をそそる大きな「厚焼き玉子」です。
地鶏のそぼろを入れてアクセントを付けました。

(前川裕喜記者)
「いただいてみます。タマゴの甘さが広がりおいしい。素朴な味というか母親が作るようなほっこりした味」

この恵方巻は2月の節分に合わせて香川県産の食材をPRしようと、毎年、県などで作る実行委員会が企画し、県内の飲食店などで販売されます。これまで海の幸を
ふんだんに使った豪華な恵方巻などを開発してきましたが、今回はタマゴを中心に
イリコや白みそを入れた素朴な恵方巻を開発しました。
県内では2020年、養鶏場で鳥インフルエンザの発生が相次ぎ、養鶏業者の経営に深刻な影響が出ています。そこでそうした業者を支援しようと、タマゴや鶏肉を使った恵方巻にしたのです。

(企画に協力する県調理師会 北村隆明専務理事)
「今回の鳥インフルの関連ニュースに触れて途中からタマゴの量を増やそうとかオリーブ地鶏でアクセントを付けようとなった。 (養鶏業者の)一部支援になればいいと思う」 

恵方巻は4000本の販売を見込んでいて、県内60の飲食店や小売店で、2月1日まで予約を受け付けるほか、恵方ロールというスイーツのメニューもあります。