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香川県は全国ワースト 岡山・香川の去年の交通事故状況まとまる【岡山・香川】

2021.01.07

香川県は全国ワースト 岡山・香川の去年の交通事故状況まとまる【岡山・香川】

2020年、岡山県内で交通事故で死亡した人の数が統計開始以降、2番目に少なかったことが分かりました。一方、香川県内の死者数は2019年より増え、人口当たりでは8年ぶりに全国ワーストとなりました。岡山県警のまとめによりますと
2020年、県内で交通事故で死亡した人の数は62人で、2019年を13人下回り、記録が残る1948年以降、2番目に少なくなりました。このうち歩行中が16人と、2019年に比べほぼ半減しました。一方、世代別では65歳以上の高齢者が40人と、全体の64.5%を占め統計を始めた1988年以降、最も高くなりました。特に自転車に乗っていて事故にあい死亡した13人はすべて高齢者でした。県警では、「特に高齢者の死亡事故が増えている。緊張感を持ち、慎重な運転を心掛けてほしい」と呼びかけています。
一方、香川県内の2020年の交通事故による死者数は59人と2019年より12人増え、人口当たりでは8年ぶりに全国ワーストとなりました。59人のうち高齢者が44人と20人増加し、全体に占める割合が統計を始めた1948年以降
初めて7割を超え全体の人数を押し上げました。また犠牲になった歩行者は20人。10人が道路を横断中でこのうち9人が信号を無視したり横断歩道を渡って
いませんでした。県警は「高齢者を中心に横断歩道の使用や自転車の安全利用を
促進していきたい」としています。