強い冬型の気圧配置の影響で、１月９日にかけて岡山・香川では強風のほか、山沿いを中心に大雪となる恐れがあり、気象台が積雪や路面の凍結などに注意を呼びかけています。

深々と降り積もる雪、７日の真庭市蒜山。気象台によりますと、８日午後６時までの２４時間に降る雪の量は、いずれも多い所で岡山県北部の山地で３０センチ、平地で５センチ、南部で１センチ、香川県で５センチと予想されています。
また、７日予想される最大瞬間風速は岡山県南部の陸上で３０メートル、海上で３５メートル、香川県で３０メートルなどとなっています。強い冬型の気圧配置は
９日まで続く見込みで予想以上に強まった場合は警報級の暴風、高波となる恐れもあります。気象台が積雪や路面の凍結による交通障害のほか強風、高波などに十分注意するよう呼びかけています。交通機関にも影響が出ています。ＪＲ瀬戸大橋線で岡山と高松を結ぶ「マリンライナー」などが運転を見合わせています。また、岡山と山陰を結ぶ「特急やくも」も運転を見合わせています。高速道路では瀬戸中央道が強風のため児島インターチェンジと坂出インターチェンジの間で通行止めとなっています。今後の交通情報に十分ご注意ください。