新型コロナウイルスの感染者が岡山で２３人、香川で８人、新たに確認されました。岡山では感染経路不明の患者も多く、県は基本的な対策を改めて徹底するよう呼びかけています。

岡山県内で感染が確認されたのは岡山市で１１人、倉敷市で１０人、笠岡市で２人のあわせて２３人です。８人は別の感染者の濃厚接触者と接触者ですが感染経路不明の患者が残りの１５人と全体の６割以上を占めています。岡山県はこの年末年始、人と会うのは極力、控えること、会う際には自分が感染している可能性にも配慮しながら、マスクや換気など基本的な感染対策を今一度、徹底するよう呼びかけています。県内の感染者はこれで１３０７人になりました。

一方、香川県では、２０代から９０代の男女８人が感染しました。このうち７人はクラスターが発生した三豊市山本町の橋本病院の患者や職員です。７人は１回目のＰＣＲ検査では陰性でしたが、再検査で陽性となりました。県は入院患者などの再検査を進めています。橋本病院関連の感染者はこれで７４人、香川県内の感染者は２９６人になりました。