２０２０年も残すところあと３日となりました。ＪＲ岡山駅では、年末年始の休みをふるさとで過ごす人達の帰省が始まっていますが、２０２０年は、例年のような混雑はなく、静かな年の瀬となっています。

（帰省客）
「母親が１人なので気になって無理して帰ってきた、実家でゆっくり母と過ごす」「今年はコロナでどこにも行けない、家族とすごせたら」
「乗り物の中で話さず飲食せずマスクをしている」

ＪＲ岡山駅の新幹線ホームでは、東京方面からの列車が到着すると、大きな荷物や土産を手にした帰省客の姿が見られました。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、年末年始の帰省の自粛が求められていて、例年に比べると、学生や家族連れなどの姿は少なく、混雑は見られません。

ＪＲによりますと、新幹線自由席の乗車率は、午前６時東京発の「のぞみ１号」が２５％となっている他、在来線では、ＪＲ瀬戸大橋線で「特急しおかぜ５号」が２３パーセント、「特急南風３号」が３５％の乗車率となっています。
Ｕターンのピークは２０２１年１月３日となる見込みで、ＪＲでは、列車予約状況を確認しながら利用の分散化を呼びかけています。