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ステージ3に該当する厳しい状況…対策本部会議で医療体制やクラスター対策強化【岡山】

2020.12.24

ステージ3に該当する厳しい状況…対策本部会議で医療体制やクラスター対策強化【岡山】

感染者が急増し、医療非常事態宣言を発令している岡山県。12月24日、対策本部会議を開き、年末年始の医療体制やクラスター対策の強化などを確認しました。

会議でははじめに12月23日までの1週間の感染状況が報告され、7つの項目の内4項目で国の警戒基準で2番目に厳しいステージ3に該当する厳しい状況が示されました。

そして、入院患者の病床数を99床増床し、401床確保したことやワクチン接種を円滑に進めるため県内の市町村と協議会を設置すること、また年末年始の医療体制について通常の1割ほどの医療機関でしか検査や治療を受けられないことなどが報告されました。

加えてクラスターが相次いでいることを受けて、クラスター対策班の中に発生した施設内で医療活動を行うチームを新たに設置し、対策班をOCIT(オーシット)と名付け運用することも決めました。

(岡山県 伊原木隆太知事)
「現時点では我々自身はステージ3に該当していない。感染爆発が起きています。これまでとは違うという思いで(年末年始は)慎重に対応してもらいたい。とにかくマスクを外さない。人前で口元を見せない」

伊原木知事はこのあとオンラインで開かれた中国地方5県の知事会議に臨み、お互いの感染状況や対策を情報共有したほか、人員や資材を助け合うなど連携して感染対策にあたることを確認しました。