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ユニークな参拝方法で知られる田倉牛神社…干支ウシの焼き物をご神体に願いを込める【岡山・備前市】

2020.12.23

ユニークな参拝方法で知られる田倉牛神社…干支ウシの焼き物をご神体に願いを込める【岡山・備前市】

2021年の干支に願いを込めます。2021年の干支ウシをご神体としてまつっている神社が備前市にあります。ユニークな参拝方法で知られるこの神社に行ってきました。

(森夏美アナ)
「こちらに山積みになっているもの、皆さん何だか分かりますか?正解は、これらすべて来年(2021年)の干支ウシの焼き物なんです!」

江戸時代に、流行病や天変地異の災害から人々を守るため建てられたとされる備前市吉永町の田倉牛神社。ご神体がウシということで参拝客が願いを込めた備前焼の小さなウシを供える古くからの習わしが今も残っています。

参拝方法は自分が供えた焼き物とは別のもの1つを選んで持ち帰り、願いが叶ったら翌年に新しいウシを購入して持ち帰ったウシと共に倍にして返すというもの。

ウシの数は参拝客の願いが叶うたびに増え今では、30万体以上とも言われています。この日も早めの参拝者が訪れ、ウシのご神体に願いを込めていました。

コロナ禍で分散初詣が呼びかけられている2020年、2021年がモーっといい年になるように皆さんもウシの備前焼とともに少し早めの参拝をしてみてはいかがでしょうか。