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新型コロナワクチンの国内接種 総社市で初会議【岡山・総社市】

2020.12.22

新型コロナワクチンの国内接種 総社市で初会議【岡山・総社市】

新型コロナの収束に期待が高まるのがワクチンです。ワクチン開発の第一人者、大阪大学大学院森下竜一教授が出身の総社市の会議に参加し国内での接種の見通しを話しました。

(大阪大学大学院 森下竜一教授)
「3月辺りの承認というのがメディアでは一番多いかと思う、恐らく2月3月に承認されれば、準備はその時には整っていると思うので、早ければ3月というのがワクチン接種の時期かと思う」

ウェブで参加した森下教授によりますと、アメリカのファイザー社など日本が契約しているワクチンは、長期の有効性に高い期待が持てる一方、倦怠感や頭痛などの副作用も認められ、翌日の休養が必要なケースがあるということです。

またワクチンの保存にはマイナス70℃の冷凍庫の確保が必要で、その保存や供給に課題が残されているなどと話ました。

(大阪大学大学院 森下竜一教授)
「副反応があるから怖いというのではなくて、そういうのがあるのが分かったうえで、今の新型コロナの感染の脅威ということを考えていただいて、接種をしていただくのが重要かと思う」

総社市では、迅速に市民への接種が出来る体制づくりや、情報提供を進めていくということです。

(総社市片岡聡一市長)
「最終的に接種するかどうかは総社市民が判断するが判断材料を的確に届けるというのが市役所の役割だと思っている」

総社市では医師会などと接種方法などを検討し、2021年3月下旬までに体制を整えたいとしています。