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医療崩壊への危機感…医療体制ひっ迫で岡山県「医療非常事態宣言」発令【岡山】

2020.12.21

医療崩壊への危機感…医療体制ひっ迫で岡山県「医療非常事態宣言」発令【岡山】

新型コロナウイルスの感染者の発表が12月20日、過去最多の111人に上った岡山県。伊原木知事は12月21日、臨時で会見し、医療体制がひっ迫しているとして「医療非常事態宣言」を発令しました。

(岡山県 伊原木隆太知事)
「岡山県医療非常事態宣言を発令」

伊原木知事と県医師会の松山会長が医療崩壊への危機感をあらわにしました。

岡山県では12月20日発表の感染者が今までで最も多い111人となるなど、12月だけで483人が感染しクラスターも12件発生しています。感染者の急増を受けて12月15日の時点で302床ある病床の使用率は47.7%、国の基準で最も厳しいステージ4の指標、50%に迫り厳しい状態が続いています。

(岡山県医師会 松山正春会長)
「医療崩壊近い」

これを受けて伊原木知事はリスクの高い行動を自粛し、日頃の生活を見直すよう強く求めました。