コロナ禍で会えなくても感謝の気持ちを伝えたい。１年の締めくくりにと今、手紙やメッセージカードの需要が高まっています。岡山市の文具店で２０２０年の傾向とおすすめ商品を取材しました。

（森夏美アナ）
「コロナ禍で感謝の気持ちを直接伝える機会が少なかった今年（2020年）、年の瀬にレターセットやメッセージカードを買い求める人が増えているんです」

四季の花を楽しめる便せんに、開くと立体になるバースデーカード。

岡山市の文具店うさぎや岡山店ではレターセットやメッセージカードなど約１０００種類を販売していて、平日にも関わらず、１２月１７日も朝から多くの人が訪れていました。

（うさぎや岡山店　仁科瑠美さん）
「今年（2020年）はコロナの影響かどうかは分からないが売れ行きが好調で、例年より２～３割の売り上げに達している」

相手へのメッセージを書き込むとオリジナルの本が完成するその名もレターブック。

中には最初の出会いから未来まで１０のテーマが記されていて、もらう側と贈る側、離れていてもレターブックを通して相手を思う時間を共有することができます。

また、ユニークな商品も。

（森夏美アナ）
「こちらは絵柄の違った１００枚の便せんが１冊になった商品です。便せんとしてだけではなく、折って封筒にしたりそのままフレームに入れてインテリアとして飾ったりと様々な使い方ができるんです」

相手のイメージに合った絵柄を選べるのはもちろん、プレゼントのラッピングなど１冊で何通りものアレンジができると幅広い世代から人気を集めています。

（うさぎや岡山店　仁科瑠美さん）
「たくさんの中から自分のお気に入りの商品を見つけてもらって日頃の感謝の気持ちを伝えてもらえれば」

皆さんもコロナ禍の今だからこそ、感謝の思いを文字にのせて届けてみてはいかがでしょうか。