岡山県教委は、２０２１年春卒業見込みの中学３年生を対象にした第１次進学希望調査の結果をまとめました。県立全日制高校の平均競争倍率は、１．０６倍で過去最低を更新しました。

岡山県教委によりますと中学３年生のうち９９．１％にあたる１万６６１３人が進学を希望しています。このうち、県立全日制への進学を希望しているのは７０．４％で、５０校の平均競争倍率は１．０６倍となり、２０１３年度の調査以降、最低でした。

倍率が最も高かったのは岡山南の商業科で２．０４倍、次いで岡山工業の建築科で１．９倍でした。

一方、募集定員に満たない学科があったのは３２校でした。

倍率の低下について岡山県教委は、少子化の影響に加え、新型コロナでオープンスクールが開けずＰＲの場が減った可能性も指摘しています。