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世界的な名画も迎春準備…大原美術館で年末恒例の大掃除【岡山・倉敷市】

2020.12.14

世界的な名画も迎春準備…大原美術館で年末恒例の大掃除【岡山・倉敷市】

2020年も残すところあと半月余り、世界的な名画も迎春準備です。倉敷市の大原美術館で年末恒例の大掃除が行われました。

エル・グレコの「受胎告知」。

12月14日は、年に1度の大掃除のため壁から取り外されます。大原美術館では職員が、額縁に溜まったホコリを刷毛で丁寧にとり除き、絵を保護するアクリル板の表面を柔らかい布で拭きあげていきました。

新型コロナの影響で入館者数が例年の約5分の1に減った大原美術館。

いつもの年に比べると汚れは少なかったということですが、感染防止対策として例年の半分以下の人数で掃除にあたるなど、例年とは少し異なる大掃除になりました。

(大原美術館 森川政典副館長)
「掃除にしてもコロナで分散化で少人数でやるようになった。試練の年。新しい時代に適応した美術館の在り方を築き上げるために努力を重ねて来年(2021年)に向けての準備進めていく」

大原美術館では12月14日までに約600点の掃除を終え新年を迎える準備を整えました。元日は本館のみ、1月2日から通常通り開館します。