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岡山県でも…養鶏場で高病原性鳥インフルエンザの疑い【岡山・美作市】

2020.12.11

岡山県でも…養鶏場で高病原性鳥インフルエンザの疑い【岡山・美作市】

美作市の養鶏場で病原性の高い疑いのある鳥インフルエンザが発生したことが分かりました。岡山県では2015年以来の発生で県は約64万羽の殺処分を進めています。

12月10日、美作市内の養鶏場から「同じ鶏舎で67羽が固まって死んでいる」と通報がありました。

岡山県が遺伝子検査を行った結果、病原性の高い疑いのある鳥インフルエンザウイルスが検出されました。県は自衛隊に災害派遣を要請して採卵用のニワトリ、約64万羽の殺処分を進めていて、今後1週間をめどに完了させる見通しです。

殺処分されるニワトリの数としては全国でも過去最大規模です。

またこの養鶏場から半径10キロ以内のニワトリや卵の移動や持ち出しを禁じたほか周辺6カ所に消毒ポイントを設け防疫措置を行っています。

(岡山県 伊原木隆太知事)
「鳥インフルエンザ、人にうつる例はありません。是非、(県民に)冷静に行動して頂ければと思います」

岡山県内で鳥インフルエンザが発生するのは2015年1月、笠岡市で確認されて以来です。