警戒レベルを「感染警戒期」に引き上げたばかりの香川県で新たに１７人の感染が判明しました。小豆島で２件のクラスターが発生していて１日当たりの人数としては過去最多です。

（香川県　浜田恵造知事）
「接触者をすべて把握するのは困難。店名を公表」

クラスターが発生したのは小豆島町の飲食店「リバーサイドようこ」と、「明治安田生命小豆島営業所」で、県は、店を利用した人や接触した人に健康相談コールセンターに連絡するよう呼びかけました。

新たに感染が分かったのは小豆島町１４人、土庄町３人の合わせて１７人で、県内の感染者はこれで１９２人になりました。

小豆島では１２月４日以降感染確認が相次いでいて、「リバーサイドようこ」では従業員や客など９人、「明治安田生命」では従業員のほとんどにあたる１４人が感染しています。

県は、医師や看護師を小豆島に派遣する他、島外の病院や療養施設を利用し、医療機関がひっ迫しないよう調整を行うことにしています。こうした事態を受け、現在実施中の小豆島復路フェリーの無料キャンペーンが、１２月１３日の宿泊分から休止されることになりました。