岡山・香川で新たに１１人が新型コロナウイルスに感染したことが分かりました。
１１月、接待を伴う飲食店でクラスターが多発した岡山市は繁華街のホストクラブを検査することを決めました。

感染が確認されたのは岡山市で６人、倉敷市で２人、備前市で１人、岡山県早島町で１人、高松市で１人の合わせて１１人です。１１人のうち５人は濃厚接触者や接触者からの感染とみられ、残る６人は感染経路不明です。

備前市の３０代の男性は備前警察署の警察官で、岡山市の１０代の女性は市内７例目のクラスターとなった接待を伴う飲食店の利用客でした。岡山市では１１月、接待を伴う飲食店で４件のクラスターが発生、中でもホストクラブで複数のクラスターが発生しています。

市は１２月２日、対策本部会議を開き、市内中心部のホストクラブ約２０店すべてを対象に従業員にＰＣＲ検査を受けてもらうよう呼びかけることを決めました。

（岡山市　大森雅夫市長）
「クラスターが生じるとぐっと感染者が増えていく。これだけクラスターがホストクラブで出ている以上他のホストクラブの方々にも協力いただいて検査をさせていただきたい。それによって市内の感染も防げる」

市の職員が店を訪れ検体を採取する予定で費用は無料です。
市は１２月中旬から検体採取を始め下旬には結果をまとめたいとしています。