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厳しい雇用環境を裏付け…岡山県内の大学生の就職内定率が約10ポイント低下【岡山】

2020.12.02

厳しい雇用環境を裏付け…岡山県内の大学生の就職内定率が約10ポイント低下【岡山】

2021年春に卒業する岡山県内の大学生の就職内定率が約10ポイント低下したことが分かりました。コロナ禍で厳しい雇用環境を裏付けた形です。

岡山労働局によりますと2020年10月末現在の岡山県内の大学生の就職内定率は58.3%で、2019年の同じ時期を9.2ポイント下回り10年ぶりに低下しました。

コロナ禍で合同企業説明会が中止になったり企業が採用人数を絞るなどしたのが響き、リーマンショック以降、約10年続いてきた学生有利の売り手市場が一変、厳しい雇用環境を裏付ける結果となりました。

岡山労働局は大学のキャリアセンターと連携を強化し学生個別の支援を丁寧に行うことで就職希望者全員の内定が実現するよう取り組むとしています。一方、香川県内の大学生の就職内定率は63.7%でこちらも1.7ポイント低下しています。