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半径3キロ以内の発生で異常事態…9・10例目となる鳥インフルエンザ発生【香川・三豊市】

2020.12.02

半径3キロ以内の発生で異常事態…9・10例目となる鳥インフルエンザ発生【香川・三豊市】

香川県では今シーズン9例目と10例目となる鳥インフルエンザが三豊市にある2つの養鶏場で発生しました。県が約37万3000羽のニワトリの殺処分を進めています。

三豊市にある2つの養鶏場では12月1日、死んだニワトリが増えていて遺伝子検査の結果、病原性の高い鳥インフルエンザの疑いがあることが分かりました。

県は自衛隊と共に合わせて約37万3000羽の殺処分を進めています。

県内では11月5日以降、鳥インフルエンザが8例発生していて、今回は9例目と10例目となります。三豊市では1例目を中心に半径3キロ以内で9例発生する異常事態です。

1週間前に8例目までの約134万2000羽の殺処分が終わりましたが、新たな発生で防疫措置が終わるのは年明けにずれ込む可能性があります。

(香川県 浜田恵造 知事)
「関係者の努力で処理が進んでいたところだけに(新たな発生は)極めて厳しい状態」

県はこれまでに発生した養鶏場周辺の主要道路で消毒を行っていますが、三豊市と協力して通行量の少ない道なども消毒を行うことを決めました。