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感染経路不明ケースが増加…岡山県では感染者が500人超え【岡山】

2020.11.24

感染経路不明ケースが増加…岡山県では感染者が500人超え【岡山】

岡山県では感染者が500人を超え、このうちここ1ヵ月間にその約6割の感染が集中しています。感染ペースが加速する中、特に目立つのが、感染経路が分からないケースの増加です。

初めて感染者が確認された3月22日から8ヵ月。
11月23日、岡山県内の感染者が500人を超えました。

増加ペースは10月中旬からぐっと早まり、300人から400人までにかかった日数は2週間、400人から500人まではわずか6日でした。11月24日までに発表された514人のうち、約6割に当たる317人がこの1ヵ月間に集中しています。

数字を押し上げた要因は主に3つ。
1つは10月から11件発生したクラスターです。

医療機関や夜の街などで立て続けに発生し、幅広い世代で感染が相次ぎました。そして感染経路不明の人の増加です。感染者が急増している岡山市では11月13日までの累計で32.1%が感染経路不明でしたが、11月の患者で見ると45%が感染経路不明です。

(岡山市保健所 松岡宏明所長)
「岡山市の広い範囲で感染が起きているとみられる」

また、10月までは1日あたり700件だった検査体制が医療機関での抗原検査などで11月から約8000件に大幅に強化されたことも感染者の捕捉につながっているとみられます。

(岡山県保健福祉部 則安俊明参与)
「自分自身が感染している可能性も念頭に対策を」