岡山・香川で新たに２５人が新型コロナウイルスに感染したことが分かりました。岡山県内でクラスターが２件発生、岡山市ではこれまでで最も多い１９人が感染し、感染が拡大しています。

岡山県内では１１月１８日、２４人の感染が発表され、１９人が岡山市となっています。

年代・性別非公表の１人と１０代から５０代の男女１８人で、このうち、１０代から３０代の男女４人は１１月１６日発表の女性患者の接触者で、市内の接待を伴う飲食店のスタッフでした。

この店には１１月１８日、感染が発表された倉敷市と赤磐市の２０代の女性も勤務していて、合わせて７人が感染しクラスターとなりました。残る１５人のうち５人は別の患者の接触者で、１０人は感染経路不明です。

（岡山市保健福祉局　福井貴弘局長）
「マスク着用、大声を出さないなど１人１人が徹底」

また、津山市では市内の高齢者施設に入所する８０代の女性の感染が確認されこの施設での感染者が５人となり、こちらもクラスターとなりました。

このほか倉敷市で２人が感染したほか、新型コロナの高齢患者１人が死亡しました。
これで岡山県内の感染者は４２９人、死者１１人、クラスターが１２件となりました。

一方、香川県は１１月１７日、感染を発表した琴平町の７０代の男性が１１月１０日から愛媛県に旅行に出かけ、松山市で感染が確認された知人と会食していたことを明らかにしました。

松山市からの連絡で検査を受けたもので濃厚接触者は家族など１０人です。

香川県内の感染者はこれで１２３人となりました。