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極細の筆で描く職人技…九谷焼作家の米久和彦さん作陶展【香川・高松市】

2020.11.18

極細の筆で描く職人技…九谷焼作家の米久和彦さん作陶展【香川・高松市】

緻密な模様を極細の筆で描き上げる石川県の九谷焼作家、米久和彦さんの作陶展が高松市のデパートで開かれています。

縁起がいいとされる動植物などを描いた伝統的な吉祥文様を極細の筆で描く米久和彦さん。丹念に根気よく描き上げた大作が会場を彩ります。

九谷焼はベンガラの赤い塗料で模様を描き上げますが、米久さんは豪華な金を多用し、極上の美を追求しています。

さらに、黒などにも挑戦し、直径5センチ程の丸い蓋つきの盃には内面にまで絵付けされ、優雅な世界を演出します。また、九谷焼で作った洋食器のテーブルコーディネートなど、新たなデザインの提案も続けています。

米久和彦作陶展は高松三越で11月23日まで開催され、11月20日からは作家も来場し、緻密な線を描き上げる実演も行われます。