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今季3例目の鳥インフルエンザ発生…ニワトリ約1万1000羽殺処分進める【香川・三豊市】

2020.11.11

今季3例目の鳥インフルエンザ発生…ニワトリ約1万1000羽殺処分進める【香川・三豊市】

香川県内で今シーズン3例目となる鳥インフルエンザが三豊市の養鶏場で発生し、県は飼育されているニワトリ約1万1000羽の殺処分を進めています。

(香川県 浜田恵造知事)
「本日三豊市で県3例目となる高病原性鳥インフルエンザの疑いが確認された。非常に厳しい状況だが協力をお願いする」

香川県の浜田知事は11月11日の朝の対策本部会議で厳しい状況という言葉を使い危機感を示しました。

(大野樹記者)
「養鶏場への道は通行止めになっている」

三豊市の養鶏場では11月10日、死んだニワトリが増えているのが確認され、検査の結果、病原性の高い鳥インフルエンザの疑いがあることが分かりました。県は11月11日の朝から飼育されている食肉用のひなを作る親鳥、約1万1000羽の殺処分を進めています。

また半径10キロ以内にある75の養鶏場のニワトリとタマゴの搬出を制限し、さらに3キロ以内にある31の養鶏場にはニワトリとタマゴを移動させないよう指示しました。

(香川県 浜田恵造知事)
「警戒レベルを上げていた中、三豊市の1例目、東かがわ市の2例目に続き短期間で発生して残念に思う。県民生活に影響がないよう防疫措置を行う」

今回の養鶏場は11月5日に発生した1例目の養鶏場から1キロほどしか離れていませんが、発生後の県の検査では異常はなかったということです。