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同時流行が懸念される冬場に備え…岡山市民病院 発熱外来の運用始める【岡山・岡山市】

2020.11.09

同時流行が懸念される冬場に備え…岡山市民病院 発熱外来の運用始める【岡山・岡山市】

新型コロナとインフルエンザとの同時流行に備える取り組みです。熱のある人を対象にした発熱外来の設置に向け、岡山市民病院は11月9日、確認作業を行いました。

発熱外来として使われるのは病院の駐車場に置かれたテントです。
診察のほかPCR検査用の検体の採取を行います。

(矢野匠 記者)
「この機械は、テント内部の気圧を下げます。そうすることで、相対的に気圧の高いテントの外にテント内の空気が流出するのを防げるということです」

病院と同じレベルの設備を備えていて、11月9日は設置に向けた確認作業が行われました。熱のある人とほかの患者との接触をなくして院内感染のリスクを減らし、インフルエンザと新型コロナの同時流行が懸念される冬場に備えます。

テントは11月9日中に一度撤去され、岡山市民病院は発熱症状のある患者が増えた場合、発熱外来の運用を始めるということです。