高松琴平電気鉄道・ことでん琴平線の新しい駅、伏石駅が１１月２８日に開業することになり、１１月６日、駅の内部が公開されました。

増設工事を終え複線となった線路に、駆け込み乗車などを監視するモニターも新設されました。

高松市太田下町のことでん琴平線、三条駅と太田駅の中間に１１月２８日に開業する伏石駅です。沿線人口の多さに比べ駅が少なかった高松市街地南部の利便性を高めようと２０１６年から計画が進められてきたもので、中心部の瓦町駅まで８分、高松築港駅までを１２分で結びます。

（大野樹記者）
「駅の上には高松自動車道、真下には国道１１号のバイパスが横切り、高速バスなども多く通過する。駅の開業は地域交通だけでなく、中・長距離の都市間交通の結節点としても期待される」

駅の東側には２０２１年春以降、関西圏などを結ぶ高速バスが乗り入れる広場ができる予定で、高松市とことでんは交通の新たな拠点として伏石駅を発展させたいとしています。

伏石駅は１１月２８日、午前５時３９分発の上り電車から供用が始まります。