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養鶏場でH5亜型の高病原性鳥インフルエンザの疑い…飼育されている約33万羽殺処分【香川・三豊市】

2020.11.05

養鶏場でH5亜型の高病原性鳥インフルエンザの疑い…飼育されている約33万羽殺処分【香川・三豊市】

三豊市の養鶏場で病原性の高い鳥インフルエンザの疑いがあるニワトリが見つかりました。香川県は、飼育されている約33万羽の殺処分を始めました。

(香川県 浜田恵造知事)
「残念ながら三豊市の農場で鳥インフルエンザが確認された」

香川県は11月5日の朝、対策本部会議を開き防疫措置について確認しました。

(小野修司記者)
「白い防護服を着た作業員が消石灰を運んでいる」

三豊市内の養鶏場では11月4日、採卵用のニワトリ約2300羽が死んでいるのが見つかり、検査の結果、H5亜型の高病原性鳥インフルエンザの疑いがあることが分かりました。

現在、国が詳しい検査を進めています。

県は自衛隊に派遣要請し、飼育されている約33万羽の殺処分を始めたほか、半径3キロ以内の養鶏場へのニワトリや卵の移動制限などを指示しました。

養鶏場は野鳥など外部の動物と接触しない構造となっていて感染経路についても詳しく調べています。県内で高病原性鳥インフルエンザが発生するのは、2018年1月にさぬき市の養鶏場で確認されて以来です。