クラスター対応を担う岡山県の専門家チームに１１月、感染予防班が新たに設けられることになりました。企業や福祉施設などであらかじめ予防策の研修を行います。

先ほど開かれた県の感染症対策委員会で示されたものです。

専門家チームは主にクラスター対応を目的に医師１７人と看護師約２０人で２０２０年９月に編成され、これまで、クラスターが発生した医療機関や福祉施設で合わせて１０回、感染拡大防止のための助言などを行ってきました。

県は１１月、このチームに「感染予防班」を新たに設けます。

患者が発生する前から企業や福祉施設で消毒の方法や職員の心構えなどに関する研修を行ったり教材を提供したりします。派遣先は県内の保健所と協議して決めるということです。

また、県は１１月２日、新型コロナウイルスに感染していた高齢の患者１人が死亡したと発表しました。年代や性別、居住地は非公表です。

これで県内の死者は５人となりました。