霜が降りる時期に収穫する季節限定のダイコン、「蒜山こだわり大根」の収穫が真庭市の蒜山地区で始まりました。

火山灰の土壌で育ったダイコンです。

蒜山では春から初冬にかけ年に３回、ダイコンを収穫します。中でも寒さが厳しくなるこの時期に収穫されるダイコンは霜が降りて甘さが増し、市場でも人気があります。

中蒜山の麓にある井藤文仁さんの畑では、１１月１日から収穫が始まりました。井藤さんは妻の公子さんとみずみずしいダイコンを次々と抜き、１日でおよそ２０００本を収穫しました。

（井藤文仁さん）
「９月に入って雨も降りこだわり大根にあたる時期がまあまあの環境だったのと、一番良かったのが台風被害が全然なくて順調に生育したのが良かった」

初日は４軒の農家が合わせて４３００本を出荷、水洗いしたあと等級ごとに箱詰めされました。収穫は１１月下旬まで行われ１１月２日から岡山市などのスーパーで販売されます。