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四国電力は第2四半期の決算発表…伊方原発3号機の長期停止の可能性も【香川】

2020.10.29

四国電力は第2四半期の決算発表…伊方原発3号機の長期停止の可能性も【香川】

四国電力は、10月29日、第2四半期の決算を発表し、新型コロナの影響が30億円にのぼることを明らかにしました。伊方原発3号機についても長期停止の可能性が出ています。

(四国電力 長井啓介社長)
「新型コロナの影響3%。30億程度」

電力需要は猛暑による冷房需要で通常に戻りつつありますが、産業用は生産抑制が続き、経常利益で30億円の影響がでています。一方、運転停止中の伊方3号機について裁判所の再稼働の判断が2021年3月と示されたことを受けてこうコメントしています。

(四国電力 長井啓介社長)
「年度内の運転再開難しい。1日も早く…」

伊方3号機に新たに設置が義務付けられたテロ対策施設に関しては、工期の5カ月短縮も発表されました。竣工予定は2021年10月で、この施設が完成しないと伊方3号機の再稼働は難しく、長期停止の可能性が出ています。