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文化芸術に貢献…香川県の文化功労者に直木賞作家の芦原すなおさんが選出【香川】

2020.10.29

文化芸術に貢献…香川県の文化功労者に直木賞作家の芦原すなおさんが選出【香川】

観音寺市出身の直木賞作家、芦原すなおさんが、香川県の文化芸術に貢献したとして県の文化功労者に選ばれました。

香川県の文化功労者に選ばれたのは観音寺市出身の小説家、芦原すなおさん71歳です。

1960年代の母校、観音寺第一高校を舞台に生徒のバンド活動を描いた小説「青春デンデケデケデケ」で1991年の直木賞に輝きました。作品は故・大林宣彦監督により映画化され、地方の素朴な風景を描いた名作として知られています。

大林監督が亡くなった2020年、観音寺市では広報誌で映画のロケ地を紹介するなど小説、映画ともに地元で愛され続ける作品となっています。こうした香川をテーマにした作品を複数、発表するなど文化芸術の振興に貢献したことが評価されました。

県の文化功労者には三豊市出身の建築学者、岡田恒男さんも選ばれ表彰式は11月3日、香川県庁で行われます。