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岡山県知事選挙の投票率を上げるために…大学生がその方策を考える【岡山・岡山市】

2020.10.19

岡山県知事選挙の投票率を上げるために…大学生がその方策を考える【岡山・岡山市】

コロナ禍で迎える10月25日の岡山県知事選挙です。投票率を上げるために今から何ができるのか。若者世代の大学生がその方策を考える講義が10月19日、岡山市の大学で行われました。

(学生 発表)
「若者に対する政策が少ないから行くメリットが感じられない」
「そもそもの選挙日が分からない」

なぜ投票率が低いのか。
その疑問がこの講義の出発点です。

岡山市の環太平洋大学で経営学部の1年生約80人が考えたのは、岡山県知事選で投票率を上げるため、投票までに何ができるのかです。

県の選挙管理委員会も心配しているのが若者を中心とした投票率の低下です。

18歳選挙権の適用後初めてだった4年前の県知事選は全体が33.91%、特に19歳は20.69%と低かった上、2020年は新型コロナの感染を恐れて投票所に行かない人も出てくるとみられます。

コロナ禍でもどうすれば若い世代が選挙に行くのか。講義ではそのことを若者自ら考えることで、選挙を自分事として捉えてもらう狙いです。

(学生の方策)
「SNSやユーチューブを使って芸能人や有名な人に呼びかけてもらう」
「全国の投票率をランキング化」

(学生は…)
「改めて選挙の大切さと、若者がこれだけ離れていると改めて感じた」
「(若者向けの政策を)少しでも増やすために自分が行った方が良いんじゃないかなと思っている。その意識がちょっと高まった」

(環太平洋大学 林紀行教授)
「自分が選挙に行ったところで世の中何も変わらない、ではない。投票率を上げるための万能策はない。最後は自分事としていかに有権者が考えられるか」