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農園レストラン「仏生山の森」が最高賞に…ノスタルジックモダンな雰囲気が漂う庭【香川・高松市】

2020.10.15

農園レストラン「仏生山の森」が最高賞に…ノスタルジックモダンな雰囲気が漂う庭【香川・高松市】

高松市にある農園レストラン、「仏生山の森」が全国花のまちづくりコンクールで最高賞に選ばれました。約3000種類が植えられ、ゆっくりと育つ庭です。

面積は約1万9000平方メートル。
農業試験場の跡地に広がる農園レストラン、「仏生山の森」。

毎朝、ハーブや食用の花の収穫から始まります。

(収穫の様子)
「レモンバーベナー グレープフルーツミント マリーゴールド」

植えられた約3000種類のうち、一度植えると毎年花を咲かせる宿根草が95%を占めています。ガーデニングでは珍しい宿根草を採用することで、ゆっくり育ち、1年中美しく変化し続ける様子を楽しめます。

庭のテーマは「100年続く自然」、ノスタルジックモダンな雰囲気が漂います。

(仏生山の森 ガーデナー 高橋彌生さん)
「1年草と宿根草の庭、雰囲気違う。華やかさはないが、しっとりと落ち着きがある。1年中見られる」

庭で収穫したばかりの野菜やハーブ・花は、施設内のレストランで提供される料理に彩りを添えます。

さらに食品残さや、農園の手入れで出てくる枯れ木はたい肥として庭に戻しています。自然の輪廻を表現した「仏生山の森」は、2020年1690件の応募があった全国花のまちづくりコンクールの企業部門で最高賞に輝きました。

香川の団体が最高賞に選ばれるのは28年ぶりのことです。

(仏生山の森 詫摩晋也店長)
「飲食店のあり方変わってきた。自然と共存。街中にありながら落ち着ける自然な時間が流れるガーデンがここにある」

100年続く自然をテーマにした庭は、木や花が循環しながらゆっくり育ち美しく変化し続けています。