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湿地に群生する絶滅危惧種指定のアッケシソウが赤く色づく【岡山・浅口市】

2020.10.13

湿地に群生する絶滅危惧種指定のアッケシソウが赤く色づく【岡山・浅口市】

絶滅危惧種に指定されているアッケシソウが、浅口市の干拓地で赤く色づき始めています。

湿地に群生する高さ10センチから30センチほどのアッケシソウ。

環境省の絶滅危惧2類に指定されている貴重な植物です。浅口市寄島町の干拓地は、本州で唯一の自生地とされ、30年近くにわたり地元の人たちによって保護されてきました。

毎年、秋になると茎の部分が赤くなり、アッケシソウの「紅葉」と言われています。2020年も10月上旬から色づき始め、群生地の約3割が赤く染まっています。

(寄島町アッケシソウを守る会 花房泰志会長)
「例年よりきれいに色づいている。大事に保護してきたアッケシソウを見てほしい…」

2020年は感染拡大防止のため例年開催されているアッケシソウまつりが中止となりましたが、10月15日から10月24日まで自生地が一般公開されます。

アッケシソウの「紅葉」は、10月いっぱい楽しめるということです。